2014年9月23日に開幕した
バレーボール女子世界選手権 2014 イタリア大会。
18日目はベスト6による3次ラウンドの最終日となりました。
この日の2試合はいずれも準決勝進出を決めているチームと、勝たなければ敗退というチームの戦いとなっています。
プールGでは、開催国イタリア(世界ランキング4位)と3連覇のかかるロシア(同5位)の試合。
イタリアは既に準決勝進出が決まっており、ロシアは勝ってもフルセットなら敗退という状況でした。
ロシアに大きなプレッシャーがあったのか、第1セットをイタリアが25-12と一方的な展開で先取すると、第2セットも25-17で連取。
早々とロシアの敗退が決まってしまいます。
ところが、これで両チームに大きな変化が生まれたかのように、次の第3セットはロシアが25-12という一方的な展開で1セットを取り返します。
そして迎えた第4セットは強豪同士の試合らしく大接戦。
これをイタリアが25-23で制してセットカウント3-1で勝利、3次ラウンド首位通過を決めています。
敗れたロシアは5位が確定しています。
(女子は男子と違い5位決定戦がありません。)
この試合は、イタリアがスパイクで46-45、ブロックで10-7、サーブポイントで8-5、そして相手のミスによる得点でも23-20と、全ての得点で少しずつ上回り、総得点は87-77という内容。
プールHでは、ブラジル(同1位)とドミニカ共和国(同10位)の試合。
ブラジルは準決勝進出が決まっており、ドミニカ共和国は勝てば準決勝進出という状況でした。
試合は第1セットをブラジルが25-19で先取すると、第2セットは25-21、第3セットは25-17と、一気に3セット連取のストレート勝ちで、3次ラウンド首位通過。
これでブラジルは今大会11戦全勝としています。
敗れたドミニカ共和国はロシアと並んで5位が確定。
こちらの試合は、ブラジルがスパイクで42-33、ブロックで11-4、サーブポイントで3-2、そして相手のミスによる得点は19-18と上回り、総得点は75-57と18点の差が付きました。
3次ラウンド(2014年10月10日)
POOL G | イタリア | 3-1 | ロシア |
POOL H | ブラジル | 3-0 | ドミニカ共和国 |
【3次ラウンド順位表】
POOL G
順位 | チーム | 勝ち点 | 勝 | 敗 |
1 | イタリア | 6 | 2 | 0 |
2 | アメリカ | 3 | 1 | 1 |
3 | ロシア | 0 | 0 | 2 |
POOL H
順位 | チーム | 勝ち点 | 勝 | 敗 |
1 | ブラジル | 6 | 2 | 0 |
2 | 中国 | 2 | 1 | 1 |
3 | ドミニカ共和国 | 1 | 0 | 2 |
結果的には1次ラウンドを首位通過し、2次ラウンドでも各プールの1位と2位だった4チームがそのままベスト4という順当な展開で、10月11日の準決勝は以下の2試合となりました。
・アメリカ vs ブラジル
・イタリア vs 中国
アメリカとブラジルは2次ラウンドで対戦していて、その時は3-0でブラジルが勝利。
また、イタリアと中国も2次ラウンドで対戦していて、その時は3-1でイタリアが勝利しています。
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