2014年8月30日から開催されている
バレーボール男子世界選手権 2014 ポーランド大会は、いよいよファイナルズ。
9月20日は5位決定戦と準決勝2試合の合わせて3試合が行われました。
5位決定戦は、成長著しいイラン(世界ランキング11位)とロシア(同2位)の戦い。
ロシアは3次ラウンドの組合せがブラジル(同1位)と開催国ポーランド(同5位)と一緒になってしまい、この5位決定戦に回っていましたが、この試合では力を見せています。
第1セットを25-19で先取すると、第2セットは25-21、第3セットも25-18で取り、3セット連取で完勝。
スパイクが42-33、サーブポイントは6-0とロシアが攻撃力の高さを見せており、総得点は75-58という内容です。
一方、敗れたイランも世界選手権の過去最高が19位(1998年、2010年)でしたので、それを大幅に更新する6位となり、近年の成長をここでも証明、実質的なアジアナンバー1となっています。
準決勝の1試合目は、1次ラウンドから3次ラウンドまで全てを首位通過してきたフランス(同13位)と、4連覇のかかるブラジル(同1位)の対戦。
この試合は接戦となります。
ブラジルが第1セットを先取しますが、その後は交互にセットを取り合い、勝負はファイナルセットへ。
そして、これを15-12で制したブラジルが、4連覇をかけた決勝へ駒を進めることになりました。
ブラジルは、スパイクで65-59、ブロックでは14-9とフランスを上回り、総得点は110-103という内容。
敗れたフランスは過去最高と同じ3位(2002年)を目指して3位決定戦に回ります。
準決勝の2試合目は、ここまで既にブラジル、ロシア、フランス、イランに勝っている開催国ポーランドと、今大会好調のドイツ(同10位)の戦い。
第1セットはポーランドが26-24の接戦で先取。
すると第2セットはさらに接戦となりますが、これも28-26でポーランドが2セット連取します。
ドイツは第3セットを25-23で取り返しますが、第4セットは再び25-21でポーランドが取り試合終了。
これで開催国ポーランドは、今大会の上位国全てを破りましたがまだ準決勝。
1974年以来の優勝をかけて再戦する相手はやはりブラジル。
ドイツは統一後の最高成績となることは既に確定させていますが、メダルをかけての3位決定戦では、3次ラウンドで敗れているフランスとの再戦に挑みます。
FINALS(2014年9月20日)
5位決定戦 | イラン | 0-3 | ロシア |
準決勝 | フランス | 2-3 | ブラジル |
準決勝 | ドイツ | 1-3 | ポーランド |
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